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愛子さまは袴姿でご卒業!価格はいくらでブランドはどこ?

愛子さまの振り袖&袴姿でご卒業!どこの着物で価格はいくら?

学習院大学の卒業式に愛子さまが選ばれた袴は、どんな物語を紡いでいるのでしょうか。

これらの衣装には、ただ美しいだけではなく、愛子さまの想いや日本の伝統が込められています。

でも、その深い意味や背景を知るのはなかなか難しいですよね。

この記事では、そんな愛子さまが選ばれた袴についてお伝えしていきましょう。

コロナ禍の複雑な環境の中、学習院大学をご卒業された愛子さまの衣装に込められた意味を知れば、愛子さまをさらに身近に感じられるかもしれませんよ。

愛子さまの衣装がどうしてそんなに素敵なのか、その秘密を一緒に紐解いていきましょう!!

この記事でわかる事
  • 愛子さまの着物のブランド
  • 振袖の柄から読み取る特徴と意味
  • 愛子さまが切られていた着物の値段
  • 皇室の伝統的な着物について
目次

愛子さまの振り袖の特徴と意味

引用:ヤフーニュースプライムオンライン(https://news.yahoo.co.jp/articles/c63cfe359a4f0ee416cb041fe982c30d62aba04e)

それでは、愛子さまが来ていた振袖の特徴や、柄から読み取る意味をお話していきます。

愛子さまの着物は室町京正(むろまちきょうしょう)という京友禅の最高峰メーカーの着物です。

「糊糸目友禅」という江戸中期に流行した扇絵師「宮崎友禅斎」の構図を表現するために作られた染色技術で、餅粉と糠を合わせて作った糊を下絵の輪郭に置くことで土手を作り、その中に色を挿していく染色になっています。

上皇后美智子さまをはじめ、黒田清子さまも好んで着用していたことのある皇室とはゆかりのある老舗メーカーだそうです。

着物の柄は伝統的な柄が使われています。

愛らしく優しげなピンクの地色に、金と疋田で八つ橋を描いた本格派振袖です。背景には笹と橘を。大勢が集う振袖の中でも、品の良さで存在感を発揮します。

引用:室町京正インスタグラムより

愛子さまの着物の柄には、笹や橘、そして白とピンク地で市松模様を、金と疋田で八つ橋が描かれています。

橘とは、橘は日本に自生するみかんの一種を文様化したものです。

中国由来の文様が多いなかで、日本生まれの数少ない吉祥文様となっています。

この橘には「子孫繁栄、葉は長寿」を意味するとされ、格調高い文様として、婚礼衣装や留袖の柄に多く用いられているようです。

笹は、熊手と同じく大きな手のひらの形をしているので、「幸運をかき集める象徴とされています。


また、常に青々とした葉をつけていることから、生命力の強さをあらわす柄として縁起のいいものとして重宝されているそうです。

市松模様は、柄が永遠に続いていくことから「繁栄」を意味します

愛子さまの着物には、日本古来から縁起が良いとされる着物文様がちりばめられてつくられた事がわかりますね。

色も愛子さまのお人柄のように優しい淡い桃色で、とても上品に着こなしている様子でした。

愛子さまが選んだ袴のデザインと背景

引用:女性自身(https://jisin.jp/koushitsu/2308948/image/0/)

愛子さまが来ていた袴は縁起の良い文様がちりばめられた皇室に相応しいものでした。

愛子さまが来ていたのは袖の長い中振袖のタイプ

振袖の袖は3種類。

  • 小振袖
  • 中振袖
  • 大振袖

袖の長さが長い程、改まった場で着る事が多くなります。

大振袖は主に婚礼の場で着るものです。

通常卒業式等で着用するのは袖の短い小振袖と言われるものが多いですが、愛子さまは袖の長い中振袖を着ていました。

愛子まさは皇室の女性らしく、中振袖を選ばれたのかもしれません。

振袖の袖の長さには意味があります。

振袖の袖の長さが持つ意味
  • 厄払い
  • 良縁を呼び込む
  • 若さの象徴

女性は19才で初の厄年を迎えます。

それゆえに成人式で中振袖を着る理由は厄払いをするという意味も込められているのです。

袴を卒業式に着るようになったのは明治初期と言われています。

女性が学校に通うようになり、着物では帯や裾が乱れやすい事が問題視され一時期男性用の袴を着用していたそうです。

そこから女性専用の股が左右分かれていないロングスカート式の行燈袴(あんどんばかま)が考案されました。

行燈袴は平安時代の宮廷に仕えていた女性たちが着ていた十二単の袴に由来しており、学問の場にふさわしいきちんとした身なりとして受け入れられているそうです。

時代が流れて洋服が主流になり、卒業式という厳かな式典の衣裳として着用されるようになったと言われています。

愛子さまの振り袖のブランドと価格

愛子さまが来ていた振袖は老舗友禅メーカーである室町京正です。

公式HPで見ても、通常の着物の仕立てでも価格40万円以上となっています。

皇室の方の晴れ舞台である卒業式に着る振袖、しかも中振袖なので100万円以上するのは確かでしょう。

一般的にも、振袖を一式揃えた時の総額は45万~60万ほどになります。

愛子さまの着物の価格が100万以上だとしても、立場から見ても妥当ではないでしょうか。

愛子さまの袴の製作元とそのコスト

愛子さまが来ていた着物は、の本最高級の技法とされている手描き友禅で作られた着物です。

もちろん愛子さまだけのために作られた特注品なので、その分コストもかかっていると思われます。

しかし皇室の方の特別な仕立てなので、オーダーメイドというのは当然の事ではないでしょうか。

老舗友禅メーカーである室町京正は1985年創業以来、江戸時代中期に生まれた友禅染技法をそのまま生かした染め物が高い評価を得ています。

職人が、今では珍しい糊糸目(のりいとめ)という高い技術で作っているそうです。

糊糸目(のりいとめ)とは、下絵の輪郭に合わせて防染用の「糊(のり)」を置く技法で、友禅らしい柔らかな線を描き出すことができます。

現在では揮発油で糊を落とす「ゴム糸目」が主流ですが、糊糸目は水で落ちるので微妙な色合いが保てるのです。

もち米を原料とする糊そのものも、匠の手によってつくられるので熟練の職人の技が光る着物となります。

まさに愛子さまの卒業に相応しい着物ですね。

皇室が守る伝統的な振り袖と袴の選び方

引用:毎日新聞(https://mainichi.jp/graphs/20171109/hpj/00m/040/003000g/20171109hpj00m040016000q)

皇室に着物の決まり事等はあるのでしょうか。

結論を言うと、柄や色などの決まり事はないようです。

皇室の正装としては明治時代の欧風化政策によって、洋装と決められています。

愛子さまも成人の儀にはドレスにて臨まれました。

これは、ローブデコルテにティアラという最も格式高い衣装です。

しかし、公務内容によっては皇族の女性は和服である振袖や着物で公務をしています。

歴代の皇族女性が着ていた着物は、淡い色味に伝統的な柄を用いた着物が多かったようです。

愛子さまも、今回の卒業の際に着ていた着物は淡い桃色の生地に縁起が良いとされる笹や橘、桜や菊といった柄の振袖でした。

皇族らしく、上品な着こなしで愛子さまにとても良く似合っている振袖でしたね。

愛子さまのご公務でお召になっていた衣装などのファッションについてはこちらの記事で一覧にしていますので、ぜひご覧ください!

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まとめ|愛子さまの振袖と袴の特徴と意味

愛子さまの卒業式で着用された振袖と袴は、日本の伝統美を象徴するものであり、その選び方には深い意味が込められています。

愛子さまの振袖は、室町京正製の糊糸目友禅を用いたもので、淡い桃色の地に金と疋田で八つ橋、笹、橘、市松模様が描かれています。

橘は「子孫繁栄、葉は長寿」、笹は「幸運をかき集める象徴」として、市松模様は「繁栄」を意味します。

これらの柄は、愛子さまの未来への願いや、皇室としての品格を象徴していると言えるでしょう。

また、着用された中振袖と行燈袴は、格式高い場での着用が適しており、皇室の女性らしい選択であることがわかりますね。

項目説明
ブランド室町京正
技法糊糸目友禅
橘、笹、八つ橋、市松模様
意味子孫繁栄、長寿、幸運の象徴、繁栄
中振袖、行燈袴
淡い桃色
特別性皇室とゆかりのある老舗メーカー、高い技術で作られた特注品

成人皇族の減少により、一人ひとりの公務が多くなってしまう事から、留学ではなくこのような形になったのではないかと言われています。

責任感が強くまじめな愛子さまは、今後日本の顔として公務に当たられる事はとても安心感がありますね。

今後は愛子さまのご活躍が多く見られそうです。

期待して応援していきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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