コーヒー党に朗報、一日5杯で長生き!? 香りや苦みの元がカラダの酸化を防ぐ
- 2,306
- 5
- 0
HEALTH PRESS
2015.12.18 UPDATE

(2015年12月17日 HEALTH PRESSより) 朝イチのコーヒーを毎日の習慣にしている人は多いことだろう。最近では、街のカフェやコンビニエンスストアなどで、いつでも気軽に淹れたてを味わうことができ、コーヒー好きには恵まれた環境が整っている。 そんなコーヒー好きに朗報!? コーヒーを日常的に飲む人のほうが、飲まない人よりも長生きできるという研究結果が、11月16日「Circulation」オンライン版に掲載された。しかも、心疾患やパーキンソン病などの神経疾患により早期に死亡するリスクも低くなるという。コーヒー党ではない人にも気になる結果だ。
最近この手の研究についての報道をしばしば耳にします。
今回の論文はこれですね。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26572796
http://circ.ahajournals.org/content/132/24/2305.long
今回の研究は、実際の人のデータを集めて解析した「疫学研究」ですね。
一般の人にとっては、ネズミや細胞でうんたらかんたらという報告とはけた違いに聞くに値するものと思います。
そして細かい議論は割愛しますが、今回のこの論文は、疫学論文としては、現時点でできる最大限の検討はされている論文であると思います。
論文を見ると、コーヒー1杯増えるごとに、3%死亡確率が減っているようですね。
毎日5杯以上飲む人では、12%程度も死亡確率が減っていたそうですね。
すごい話です。
変な薬よりも効果が大きいのでは?と思います。
まーじゃぁ健康のためにコーヒー飲んでいない人が飲みますか?については、判断は保留ですかね。
個人的には、デメリットが無いと思うなら、やってもいいとは思います。
が、例えばコーヒーが嫌いだったり、コーヒーが手に入りにくい環境でわざわざ飲んでまでするか?とは思います。
またお金のことも重要でしょう。
1杯100円とするならば、毎月3000円です。
そのお金で、おいしいランチを食べに行ったり、友人と遊びに行くことの方が健康に良い人もいるかもしれません。
ちなみに私は、おおむね毎日1-2杯程度飲んでいる感じですかね。健康のためではなく眠気さましですが。
「総合評価」に関して
HEALTH NUDGEでは、ご紹介する記事に関して、専門家の方々が3つの視点から評価をしています。
テーマの面白さ
新規性や注目度、有用性などが高く、テーマが面白いといえるか?
データの信頼性
根拠となっている研究やその他の情報がどれだけ信頼できるか?
誤解されない表現
事実解釈や結論に無理はないか(特に効果を過大解釈していないか)?
詳しく知りたい場合はこちら >