40代の早期発見のために乳がん検診はエコーとの併用で

病気・医療

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favicons?domain=diamond ダイヤモンド・オンライン 2015.11.23 UPDATE

(2015年11月19日 ダイヤモンド・オンラインより) タレントの北斗晶さん(48)が乳がんを発症し、右乳房全摘手術を受けたことで乳がん検診の希望者が増えている。  その一方で、北斗さんが毎年、乳がん検診を受けていたにもかかわらず、早期診断・治療がかなわなかったことにショックを受けている女性も少なくない。

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坪谷透

東北大学大学院歯学研究科 助教、博士(医学)、医師

これは医学のトップジャーナルに掲載された研究です。

ですが、この記事にもある通り、

「乳がんの死亡率が明らかに下がったという証拠が必要。結論が出るまで数年はかかる。」

だと私も思います。

「たくさん見つかったけど死亡率下がりませんでしたー」ということもあり得ます。

もしそうなら、お金と時間を更に追加で投資するのはよろしくないでしょう。


この記事では、乳がん検診における議論のポイントが抜けていると感じました。

それは、「偽陽性による弊害」です。

「偽陽性」とは、本当は病気は無いのに、検査が陽性と出ることです。

つまり本当は乳がんは無いのに、「あやしい」とされて、精査に進むことです。

「弊害」とは、「その精査に進むこと」を指します。

まず、患者さんは「私、がんかも・・・」と心配になります。

「がんではない」と医者に言われるまで心配な日々を過ごすことになります。とてもつらいと思います。

また検査のために医療機関に行く必要があります。これにより仕事を休んだり、家庭での役割を果たすことができなくなるかもしれません。

検査のお金もかかります。

検査による合併症(出血、感染など)のリスクも伴います(小さいとされますが)。

”「幸い、乳房エコー検査は被ばくの心配もなく、何度でも簡単に受けられる。少々禁じ手だが「しこりが気になる」と言えば、保険診療も可能だ。40~50代の女性は自治体検診のマンモグラフィに加えて、かかりつけの婦人科や乳腺外科で乳房エコー検査を受けよう。” と書いてありますが、検査はできれば何度も受けたくはないものですね。



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