幼少時の犬と家畜との接触と小児喘息

出産・育児

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favicons?domain=archpedi.jamanetwork The JAMA Network 2015.11.13 UPDATE

(2015年11月2日 The JAMA Networkより 日本語で概要を要約) 喘息の診断あるいは薬の処方と、犬の所有とを比べた研究です。著者らによると、犬の保有は肺炎や気管支炎などの症状の増加と関連していた一方で、喘息のリスクは低減しているとのことです。

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日吉 綾子

スウェーデン・オレブロ大学 医学部 ポスドク研究員

Swedenのレジスターデータを使用した研究で、ユニークなので紹介したいと思いました。Sweden生まれの犬の登録は1889年から行われているそうで、現在では登録が法律で義務付けらているため、83%の犬が登録されているとのことです(因みに、死亡日の登録はあまり完全ではないようです)。そのような国全体を通じた犬の登録にも驚きましたが、同僚(の研究です)によると、猫もあると思うとのことでした。パーソナルナンバー制度で、人間の情報がレジスターに登録されているのは承知しておりましたが、犬や猫もあるとは、2年半居てもまだまだ驚くことばかりです。

犬の保有は3歳以下の子供の喘息の発症の増加と関連している一方で、3歳以上の子供の場合は喘息の発症を軽減するという結果が出ています。

著者らは、他の気管支炎等の診断の傾向を鑑み、恐らく3歳以下の子供の場合は気管支や呼吸器系の症状が犬の保有がある場合増加傾向にあり、それが喘息と診断を受け、結果として3歳以下で増加する傾向となったのではないかと結んでいます。

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