ダイエット飲料で血糖を下げられる? かえって過食が増えることも
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糖尿病ネットワーク
2015.10.12 UPDATE

(2015年10月9日 糖尿病ネットワークより) ダイエット飲料を飲んだ後で、「カロリー制限をしているのだから、少しくらい食べても良いだろう」と思いフライド・ポテトに手を伸ばしたことはないだろうか? 「体重を増やさないために、1日の食事の総カロリーをコントロールする必要があります。1日の食事を記録し、カロリーを摂り過ぎていないかチェックすることをお勧めします」と専門家はアドバイスしている。
元の記事に書いてある通り、
ダイエット飲料を飲む人は、
「これを飲んでいるんだから、ちょっとくらい食べてもいいよね。」
「我慢している感じがして、物足りない分、嗜好品に手が出ちゃうよね。」
があるのかもしれません。
もう1つあり得るのは、
「他がダメすぎるから、せめて飲み物だけはダイエット飲料にしてみよう」
といった免罪符的な使い方。
というか、何よりもびっくりしたのは、
”調査に参加した人の90%以上が、この嗜好食品を1日1回以上摂取しており、その平均摂取カロリーは1日482kcalだった。”
の一文でした。
482kcalといったら、軽めの1食分です。
まずは、それだけの嗜好品を半分にでもすれば、ダイエット飲料を飲むよりも効果は高いはずなんですが・・。
食事全体の傾向を分析して、その商品が必要かどうか考えることが大切だと、改めて感じさせる文献でした。
管理栄養士はそういった能力を持っている職種なので、自分にはどんなダイエット飲料や健康食品が必要か知りたい人は、管理栄養士に相談してみてください。
「総合評価」に関して
HEALTH NUDGEでは、ご紹介する記事に関して、専門家の方々が3つの視点から評価をしています。
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Goro Hirano
認知バイアスの「モラルライセンシング」でしょうか。良いことをしたから、少しぐらい悪いことをしてもよいと思う。その悪いことの方が大きくて、良いことのほうは自分への言い訳だったりという。タバコ税を払っているから受動喫煙させる権利がある等。運動したからラーメンを食べてもよいなど。
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河合奈々
ダイエット飲料って、安心しちゃうんですよね。で、食べる。
ポテトチップス食べるなら、ダイエットコーラーでいいよね!って、学生の頃やっていましたら、丸くなりました。ダイエットしていたのに、何で太るんだろうと真剣に悩んでいました……バカですね。笑
ダイエットあるある!ですね。
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