ジェネリック、信頼性は? 新薬と同じ有効成分・安い価格

病気・医療

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favicons?domain=apital.asahi 朝日新聞デジタル(アピタル) 2015.08.24 UPDATE

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(2015年7月31日 朝日新聞デジタル(アピタル)より)  新薬の特許が切れた後、同じ有効成分でつくられ、価格が安い「後発医薬品(ジェネリック医薬品)」。政府は医療費抑制のため、使用率を2020年度末までに80%以上にする目標を打ち出している。ただ、抵抗感を抱く人もおり、有効性と安全性への信頼を高めていくことが課題となっている。

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坪谷透

東北大学大学院歯学研究科 助教、博士(医学)、医師

”新薬の特許が切れた後、同じ有効成分でつくられ、価格が安い「後発医薬品(ジェネリック医薬品)」。政府は医療費抑制のため、使用率を2020年度末までに80%以上にする目標を打ち出している。ただ、抵抗感を抱く人もおり、有効性と安全性への信頼を高めていくことが課題となっている。”

”困った妻は、ふだんから薬の管理をしてもらっているスギ薬局上青木店の薬剤師、小寺典子さんに相談した。錠剤タイプのジェネリックを勧められ、切り替えると男性は吐き出さずに服用するようになった。

 妻は当初、ジェネリックで大丈夫なのかと思ったが、「主な成分は同じですよ」と小寺さんから説明され安心したという。1カ月分の薬価(自己負担はこの1~3割)は先発薬が485円で、ジェネリックでは118円になった。”


現在、国は、医療費抑制のためにも(というかそれ以外には理由はないか・・・?)、ジェネリックの拡大を目指しています。

皆さんはジェネリックにどのような認識を持っているでしょうか?

安いなら、積極的に利用を検討したいですか?

最初に私の立場を書いておくと、医師としては基本的にはニュートラルです。

積極的に勧めることはしませんが、否定もしません。

また、私が薬を内服する立場(患者)としては、ほぼ気にせずジェネリックでよいです。実際、今までも複数のジェネリックを内服してきました。


閑話休題。

この記事が示すデータでは、利用をためらう人が、そのためらう理由について、「効き目や副作用が心配」が6割程度、となっております。

やはりそこらへんが気になりますよね。

そして、記事では、薬剤師が「主な成分は同じですよ」と説明し、利用される方が、納得・安心して利用している、というようなことが書かれています。

さて、説明はそれだけでいいのでしょうか??説明はどうあるべきなのでしょうか?

残念ながら私はその「正解」を持っていません。どなたかご存知であればぜひ教えてください。

記事にもある通り、主成分は先発品と同じ(ハズ)です。

しかし、添加物などが異なります。

この違いで、ジェネリックでは、体内での薬の血中濃度が違ったり、副作用が起きたりする事例は既に多数報告されています。

それを説明しないで、患者さんを”安心”させることっていいのかな、、、と正直悩みます。

しかしその様な非常にまれなことをあえて説明することは、非常にまれなことを強調している印象を与えることにもなるでしょう。

それもまたフェアな説明では無いように感じます。

どうしたらいいんでしょう?

たとえば、そのような変更に伴う副作用が発生する確率を提示したら、よりフェアかもしれません。

まぁしかし、数字を示すことは多少フェアにはなるのでしょうけど、それって患者さんのためになるのかな?とも疑問です。数字示されて判断できますかね??

一方でお金の問題は重要です(除:一部のお金持ち・・・)。

特にずっと薬を飲み続ける血圧や糖尿病の薬が、半額になる場合があるとき、それを患者さんに勧めないことは、フェアではないというか、なんか(製薬会社の片棒を担いでいるようで・・・)申し訳ない気もします。

おそらくですが、こんな感じで、悶々と悩み葛藤している 医師や薬剤師が日本中に(世界中にも?)たくさんいるのではないかと思います。

説明する内容が標準化されていた方が、説明する側としては気楽なのですが、そのようなものは私は知りません。

そういうのあるんですかねぇ?

もしそのようなものがあれば教えていただけると私は助かります。


それと、外来診療では、このようなもやもやはが存在するのですが、一般の方はあまりご存知ないかもしれませんが、実は、入院中や外来で点滴するときなどに使っている薬の多くはジェネリックです。。。

おそらくその時、特に「ジェネリックでいいですか?」なんて説明はないと思うのですが・・・

なぜ入院などでは、患者さんに説明することなく、ジェネリックでOKで、外来(正確には、院外処方、でしょうか)の時には、患者さんに選ぶ権利が発生する(というか悩まされる)のでしょうかね。。。

特に入院中の治療の方がクリティカルな場合が多いわけで、そっちの方が説明しなきゃダメなんじゃないかという気もしますが・・・


まぁ現実的な話をすれば、おそらく、病院内には、(医療安全の観点からも)同じ成分の薬はジェネリックしか置いてなくて(=先発品を置いていない)、院外薬局には、先発品および複数のジェネリックがあったりするからです、ということなのでしょうが、それは現実社会の現場の現在の都合の話であって、患者さんが説明を受けて選択する権利の方が本来優先されるべき内容ではないのでしょうかねぇ?

うーん、良くわかりません。。。


薬の話と言えば、そもそも、日本の場合は、ジェネリックにするかどうか?以前に、飲み薬を不必要に使いすぎな印象がありますけどね・・・・

特に風邪の時や、胃薬などでしょうか。

それらには効果が???なものが多数存在します(医師の処方薬でも・・・)

一方で、どんな薬でも、副作用のない薬はありません。

風邪薬だって漢方だって湿布だって、もちろん”健康食品”と呼ばれるものも、副作用はあります。

それにより死亡する例もあります(確か毎年数例はあるかな?)。

特に高齢者は副作用が出やすいです。


ジェネリックに変更するかを担当の医師に相談するのもいいですが、できるだけ薬減らせないですかねぇ?と相談することも必要だと思います。

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