朝食を抜くと健康になる?食事の回数減で寿命が延び、体調不良も解消?
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ビジネスジャーナル
2015.08.20 UPDATE

(2015年08月12日 ビジネスジャーナルより) 「朝食は体に悪い」との説が話題になっている。 『朝食有害説―「一日二食」で健康に生きる』(渡辺正/情報センター出版局)、『生活習慣病に克つ新常識―まずは朝食を抜く!』(小山内博/新潮社)、『栄養学常識のウソを突く―長生きしたければ朝食は抜きなさい』(著:東茂由、監修:甲田光雄/河出書房新社)、『朝食を抜くと、なぜ健康になるのか』(松井二郎/サンマーク出版)、『朝食を抜くと健康になる』(石原結實/PHP研究所)など、朝食の抜くことで健康になると主張する著書も相次ぎ、その正当性も明らかになりつつある。
朝食を食べなくても良い、あるいは食べない方が良い、という記事である。
「飢餓に陥った人間の体では病体のタンパク質をエネルギー源として消化して、結果的に破壊せしめるという自己融解現象が発生する」といった引用、「理想的には、午後6時ごろに夕食を摂り、10時ごろに就寝し、翌朝4~5時ごろに起床、朝食は摂らずに12時ごろに昼食を摂るというサイクルが最も健康的だ。」とかの断定など、かなり独自の世界が展開されている。
結論が出ている話とはいいがたいかもしれないが、朝食をとばすと心血管系の病気のリスクが上がる(http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23877060)とか、2型糖尿病のリスクが高い(http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25686619)とか、朝食を食べないと病気のリスクが高い、という報告は数多くあり、本記事の話は読み流すだけで良いように考える。
「総合評価」に関して
HEALTH NUDGEでは、ご紹介する記事に関して、専門家の方々が3つの視点から評価をしています。
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誤解されない表現
事実解釈や結論に無理はないか(特に効果を過大解釈していないか)?
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nanaochan
この前、朝食を食べないと体に悪いという記事を読んだような……
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くまこー
キャッチ―な話題なので、ついつい「そうなんだなー」と思ってしまうのですが病気のリスクが上がるのは嫌ですね^^;
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