「歳をとるほど筋肉痛が遅れる」は本当なの?

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favicons?domain=toyokeizai 東洋経済オンライン 2015.08.20 UPDATE

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(2015年08月18日 東洋経済オンラインより) 「歳をとると筋肉痛が遅れてくる」とよく言いますよね。若い頃と比べて、筋肉痛の遅れを実感している人もいるかもしれませんが、実は加齢と筋肉痛の遅れが関係することを証明する科学的なデータはないのです。 では、遅くくる筋肉痛はいったい何なのでしょうか? 久しぶりに運動をした後、8~24時間後に発症し、24~72時間後にピークに達し、1週間程度で消失する筋肉の痛みを「遅発性筋痛」といいます。

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中田由夫

筑波大学 体育系 准教授 博士(体育科学)

「筋肉痛」、かなりよく知られている言葉ですが、意外と研究面での検証は進んでいません。
「歳をとると筋肉痛が遅れてくる」、かなりの「あるある」ですが、科学的なデータはありません。

筋肉痛のメカニズムについて、いくつかの要因が考えられていますが、どうもひとつには絞りきれず、複数の要因が絡んでいるようです。特に有力な説は、伸張性収縮、つまり、筋が伸ばされながら負荷がかかった状態になると、筋肉痛が起きやすいと言われています。重い物を持ち上げるとき、よりも、重い物を床に下ろすとき、のほうが筋肉痛になりやすい、と考えられます。

筋肉痛への対処ですが、アイシングやマッサージ、ストレッチなどが挙げられますが、「普段から運動すること」が一番の対策です。運動を習慣化していれば、筋肉痛も起きにくくなります。たまにの運動で筋肉痛が出るのは仕方ないですし、2~3日すれば、痛みはおさまります。

ひとつ、科学的な検証がおこなわれている論文を紹介します。コクランレビューと言って、複数の論文の検証結果をまとめた論文です。この論文では、ストレッチによる筋肉痛の予防効果を検討していますが、結論としては、「ストレッチをしても筋肉痛は軽減されない。軽減されるとしても、ごくわずかである。」となっています。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21735398

とはいえ、まだまだ十分に研究が進んでいる分野ではありません。今後、さらに研究が進むことで、効果的な予防法や治療法が示される日が来るかもしれません。それまでは、痛みに耐えて、運動を継続し、多少の運動では筋肉痛にならない身体づくりを目指しましょう!

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この記事へのコメント

  • 土日、スポーツをしていますが、毎回筋肉痛になります。年のせいにしていたけど、違うんですね。普段からストレッチして体動かそうっと!

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  • 身体づくりがんばろw

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    3

  • 多少の運動で筋肉痛にならない身体づくり…
    心にグサッとささりました!

    頑張ります!

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