ドライバーはどうして車酔いしないの? 「乗り物酔い」のメカニズムと酔わせない上手な運転とは

健康・予防

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favicons?domain=mocosuku MOCOSUKU 2015.08.16 UPDATE

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(2015年08月14日 MOCOSUKUより) 今年もお盆休みが終わりますね。Uターンラッシなどの長距離(時間)移動で気になるのが、電車やバス、飛行機などでの「乗り物酔い」ではないでしょうか。行きはあっという間に感じた行程も、帰りは元気がなく疲れていることが多いので、とても長く感じることがあります。ここでは、乗り物酔いが起こる原因と、さまざまな予防法や対処法について紹介しましょう。

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近藤尚己

東京大学 大学院医学系研究科 健康教育・社会学分野 保健社会行動学分野 准教授 医師 社会疫学者

乗り物酔いのメカニズムや対処法がよくまとまってる記事です。多くはよく知られていることかもしれませんが、長距離ドライブする前など、準備のチェックリスト的に使うと良さそうです。加えて、準備として、ぜひ吐くとき用に耐水性の袋も用意しておきたいですね(これがないと、いざという時車内騒然となります。車を汚されると困るドライバーも気が散って危険!)

乗り物酔いに効くツボ、効くとすれば便利ですね。どのくらい効くのでしょうね。車に乗ると必ず酔う息子で今度試して見たくなりました。

妊婦のつわりにも推奨されているようで、科学的な効果検証もされているようです。以下、妊婦さん向けのこのページ(http://www.pixy.cx/~kamosika/tubo.htm)より引用です。
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スウェーデンのルンド大学の研究チームは吐き気に苦しむ60人の健康な妊娠している女性にNeiguan(内関)にツボ押しバンドを着用し、吐き気について尋ねました。
被験者達は3グループに分けられ、1.ツボ押しバンド着用 2.プラセボ(偽のバンド) 3.なにもしない の間で比較されました。
研究が始まった1日後に、バンドを着用していた女性はそれほど悪心を感じていないことを報告しました。しかし、偽のバンドを着用していた人々が6日間まで軽減が保たなかった一方、ツボ刺激バンドを着用していた女性は14日後もそれほどにそれほど不快を感じませんでした。
The Journal of Reproductive Medicine 2001;46:811-814, 835-839.

激しい吐き気を伴うHyperemesis gravidarum(妊娠悪阻)はすべての妊娠中の約1-2%に見られます。
PC6の(Neigan)はり治療をhyperemesisを持った33人の女性に試したところ、プラセボ(偽はり試験)と比べ、吐き気の縮小が見られたと報告されました。
J Pain Symptom Manage. 2000 Oct;20(4):273-9.
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原文をまだ読んでいませんが、いずれも、「プラセボ」を使った研究で、興味深いです。プラセボとは、検証する対象(この場合、ツボ押しバンド)に似ているけど、期待するメカニズムでの効果が見込めない別のもの(この場合、ツボを押す効果がないただのバンド)のことです。医療行為は、「それを受けている」と思うだけで気分的に良くなり、症状が軽くなることがあり、プラセボ効果といいます。新しい治療法や予防法を検証する時は、プラセボ効果以上の「実際の」効果があるかどうかを検証する必要があります。


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