学校健診から消える「座高測定」「ぎょう虫検査」 代わりに運動不足チェック!(1/3ページ)

健康・予防

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favicons?domain=www.sankei 産経ニュース 2015.08.17 UPDATE

( 2015年5月12日 産経ニュースより) 文部科学省の学校保健安全法施行規則が改正され、学校で行われる健康診断のうち「座高測定」と「ぎょう虫検査」が、平成27年度限りで廃止されることになった。子供たちを取り巻く環境の変化に応じ、「省略可能」と判断した。一方、文科省では運動不足などを調べる新たな検査を導入することにしており、学校健診は今後、“現代っ子”ならではの課題に対応した方式に様変わりしそうだ。

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中田由夫

筑波大学 体育系 准教授 博士(体育科学)

学校健診における座高測定は、内臓の発育などを確認するために始まったそうです。学校に配備する机や椅子の高さを決めるのにも役立つとして続けられていたそうです。しかし、健康管理にも机や椅子の配備にも役立っていない、ということで、廃止されることになったそうです。
ぎょう虫検査は、衛生環境の改善に伴い、子供の寄生虫感染率が激減し、過去10年の検出率は1%以下となったことから、廃止されることになったそうです。

なんとなく、続いてきたものは続けたほうがよい、という考えに同調しそうになりますが、よくよく考えてみると、そこにそれなりの費用がかかっている訳で、費用対効果を考えて、効果があまりないのであれば、廃止という判断がくだっても、仕方がないとも思います。

一方、座高測定やぎょう虫検査に代わり、運動器障害の早期発見に向けて、関節や筋肉、骨などに異常がないかを調べる新たな検査を導入するそうです。今後、検査内容を定めたマニュアルを改訂し、平成28年度から実施するそうです。

なぜ運動器障害の早期発見に関心が向けられたのか、その経緯はよく分かりませんが、新たに導入される検査の効果はどのように検証するのでしょうか?そもそも、運動器障害の発生率はどのくらいなのでしょうか?その評価体制が確立されていなければ、新たな検査を導入した結果、運動器障害の発生が抑制されたかどうかの効果判定ができません。すでにそうした議論はあるのだろうと思いますが、新たな検査を導入することの意義について、科学的な根拠を持って説明していただく必要がありますね。

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