「運動中に水をたくさん飲む」の落とし穴、死亡事例も

健康・予防

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favicons?domain=www.mededge Medエッジ 2015.07.27 UPDATE

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(2015年7月23日 Medエッジより) 水やスポーツドリンクによる水分の過剰摂取によって、「運動関連低ナトリウム血症(EAH)」と呼ばれる状態に陥る可能性があるようだ。  米国バージニア大学ヘルス・システムのマイケル・ロスナー医師が、カナダ・スポーツ医学会の発行するクリニカル・ジャーナル・オブ・スポーツ・メディシン誌の2015年7月号で「運動中の水分の過剰摂取に関わる死亡を防ぐ:2015年合意ガイドライン」のタイトルで報告している。

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中田由夫

筑波大学 体育系 准教授 博士(体育科学)

以前、低ナトリウム血症について紹介した記事と原典は同じですので、そちらのコメントも参考にしてください。『マラソン中には死亡例も 「低ナトリウム血症」の防ぎ方とは?

今回、気になったのは、
「喉の渇きを目安にして、水分を取るようにすると良い。喉が渇いている時に水を飲む場合は低ナトリウムにはならない。そして深刻な脱水症状を起こすこともない。」
という点。
一般の方には、「喉の渇きを感じたときには、すでに水分不足が生じています。喉の渇きを感じる前に、定期的に水分を補給しましょう。」と伝えています。
このギャップが生じた原因のひとつは、この記事がアスリート向けであり、パフォーマンスの低下を避けたい、という思惑が強く働いていること。
一般の方は、そこまでパフォーマンスは重視しないと思いますので、やはり「定期的な水分補給」を心がけるのがよいと思います。

もうひとつ気になった点は、
「スポーツドリンクを飲む場合にも、水と同じような注意が必要だ。スポーツドリンクには塩分が含まれているとはいえ、水には違いない。」
前回のコメントで詳述しましたが、スポーツドリンクであっても塩分補給の観点からいえば、十分ではありません。ただ、「水と一緒」は言い過ぎです。

脱水症状を予防するための水分摂取、水分の取り過ぎによる低ナトリウム血症、その両方を理解し、対策をとることが重要だと思います。

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