「被爆者手帳」平均80歳超す 保持者は最少18万人に 厚労省

病気・医療

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favicons?domain=apital.asahi 朝日新聞デジタル(アピタル) 2015.07.06 UPDATE

(2015年7月 2日 朝日新聞デジタル(アピタル)より) 広島と長崎に投下された原爆で被爆し、「被爆者健康手帳」を持つ人の平均年齢が80歳を超えた。厚生労働省によると、3月末の時点で80・13歳になったという。手帳を持っている人の数も過去最少の18万3519人。8月で被爆から70年。高齢化が進み、原爆の惨禍をどう継承していくかが改めて問われている。

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久保達彦

産業医科大学 医学部 公衆衛生学 講師 医師 博士(医学)

敗戦後70年の今年は戦争に係わる多くの報道や議論がなされていますね。戦争のみならず公害や災害が起きた際、数ある課題のなかでも健康問題はとりわけ長く尾を引く重大な問題となりがちです。例えば水俣病は最初に患者が確認された1956年から半世紀以上が経過しても未だに解決が見られていません。
一般的に健康影響の科学的証明には追跡調査等を実施するために非常に長い時間がかかります。ここに補償の問題が重なってくるため、関係者は取り分けエビデンスがない時期には状況を整理するための手がかりがないまま事態を調整、あるいは線引きするという、非常にストレスフルな事態に直面します。
研究者にはいかに早くエビデンスを提供していくかが求められています。また調整にあたる公衆衛生実務者にはエビデンスが完全でないなかでも最後は実務に落とし込む覚悟と責任が求められます。
福島原発の復旧作業にあたっている労働者を対象とした追跡研究が今年度から開始されています。数十年にわたる大事業です。同事業において、研究と実務が調和をもって発展していくことを願ってやみません。

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