子どもの肥満、日本も「欧米化」と「格差」で要注意、米国で今でも肥満児は増えていると警報

健康・予防

  • 1,547
  • 5
  • 0

favicons?domain=www.mededge Medエッジ 2015.07.05 UPDATE

1434694065mTv5YiOxNY

(2015年6月19日 Medエッジより) 米国教育省の国立教育統計センター(NCES)の綿密な調査によると、子どもの肥満は増加が続いているようだ。背景には経済格差もあり、日本でも無縁ではないのかもしれない。  米国南カリフォルニア大学とカリフォルニア大学ロサンゼルス校の研究グループが、有力医学誌の小児科版、ジャマ(JAMA)ペディアトリクス誌のオンライン版で2015年5月18日に報告した。

記事全文を読む

143130910655d2b7963799d3a3941cdde62b3ad021

村上慶子

帝京大学 医学部 衛生学公衆衛生学講座 助教 MPH(公衆衛生学修士) 博士(医学)

>米国の実態として、経済格差が子どもの肥満と関係しているとすると、日本でも欧米化と格差は進んでいると指摘されるだけに注意も必要かもしれない。

と記事の最後に書かれているとおり、日本において、「親の経済状況と子どもの肥満が関連する」という研究結果が、日本医科大学の先生方より最近発表されました(http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26005066)。その報告によると、世帯人数を調整した月間の家計支出額をもとに世帯を3群に分けたところ、青年期(12-18歳)では、下位3分の1の世帯での肥満は15.1%、上位3分の1の世帯では4.8%であり、調整後オッズ比では3.4倍の差でした。一方、学童期(6-11歳)では、家計支出額と子どもの肥満の関連はみられませんでした。

経済レベルの低い世帯では、健康に良い食品(野菜や果物など)を購入する余裕がなく、ジャンクフードに偏ってしまうため、などのメカニズムがいわれています。

格差の実態を正確に把握できるよう研究を進めるとともに、メカニズムの検討を行い、子どもの健康(ひいてはその子の生涯の健康につながる)を守れるような対策が望まれます。

  • 5
  • /
  • 専門家のいいね!3
  • 1427682568bdac8173bccfdf9e21f4a0cc8fa506d3
  • 1429007538dc08dd2db76c40ca5766ac8c1961d0af
  • 1427344422d36e8d6c3a5b5376f503a0a14d955d73
  • 1426731572747f405f9a05b1b91ff104cbf3c4de04
  • usericon_noimage

この記事へのコメント

コメントする

この記事と関連する記事

会員登録が必要です

すでに登録済みの方はこちら

ログイン

まだ会員になっていない方はこちら

ユーザ登録

「総合評価」に関して

HEALTH NUDGEでは、ご紹介する記事に関して、専門家の方々が3つの視点から評価をしています。

テーマの面白さ

新規性や注目度、有用性などが高く、テーマが面白いといえるか?

データの信頼性

根拠となっている研究やその他の情報がどれだけ信頼できるか?

誤解されない表現

事実解釈や結論に無理はないか(特に効果を過大解釈していないか)?

詳しく知りたい場合はこちら >

コメント編集(管理者用)

コメントを削除

キャンセル

Facebook連携


閉じる

このコメントに関する
問題の内容を選択してください





送信

送信完了

閉じる

コメント編集

会員登録が必要です