寝たきりの危険を回避! インターバル速歩とは
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医療プレミア
2015.06.10 UPDATE

(2015年6月1日 医療プレミアより) 最近「体力に自信がなくなった」「夜よく眠れない」「健康診断でひっかかった」などでお悩みの中高年の皆さん。「インターバル速歩」をご存じでしょうか。インターバル速歩は科学的根拠に基づき、上述したような悩みを改善し、体力を10歳ほど若返らせる運動トレーニング方法です。しかも歩行術、”ややきついウオーキング”ですから、道具は必要なくとっても簡単です。いつでも始められます。新聞、テレビ、雑誌などで話題になり、最近はニューヨーク・タイムズ紙にも取り上げられました。
信州大学、能勢先生のインターバル速歩。ニューヨークタイムズにも取り上げられたのですね。これまでの研究成果から、5ヵ月間継続することで、体力の向上や血圧の低下などが認められています。ただ、タイトルにある「寝たきりの危険を回避」までは実証されていませんので、その点はご注意ください。いずれにしても、一般的なウォーキングよりは、強度を高めたウォーキングのほうが得られる効果は大きくなります。ただ、強度が高いと疲れて継続できないので、速く歩いたり、ゆっくり歩いたり、というのを交互におこなうインターバル速歩は、継続しやすく効果のある運動手段のひとつだと思います。
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