「好老社会」というコンセプトを見直そう
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日本経済新聞
2015.05.09 UPDATE

(2015年4月14日 日本経済新聞より) 今さら言うのもなんですが、世界各国で高齢者が増えてきています。 こうした形で「老い」と直面しなくてはならなくなったのは、人類にとって初めての経験です。途方もない巨大な「老い」の前に人類が立ち往生しています。しかも、それは何がなんだかわからないままに、いつの間にか直面させられていたのです。
高齢化が進んで社会に対して、悲観的、ネガティブな印象をもっている人は多いですし、そのように論じているメディアも多くみられます。もちろん、いいことばかりではありませんが、考えようによっては前向きに捉えることができると私は思っています。
10年、20年前の高齢者に比べ、今の高齢者は、身体的にも社会的にも健康です。色んな経験を持っている高齢者に、(若者と仕事や役割・立場の取り合いをしないで)社会で活躍してもらえるか、様々な取り組みが進められています。記事にあるような「老い」や「死」という概念も、これからの高齢社会では変わってくるように思います。
「総合評価」に関して
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中田由夫
筑波大学 体育系 准教授 博士(体育科学)
村山先生のコメントにとっても同意!高齢者が「人財」となるシステムづくりが必要だと思います。
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