新婚ゆうこす「WiFiは肌に悪影響」プロデュース化粧品が物議…医師は「科学的根拠なし」と警鐘
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Yahoo!ニュース
2022.12.10 UPDATE
ゆうこすは11月下旬に行った動画配信で、自らプロデュースするスキンケアブランド「YOAN」の限定スキンケアセットを紹介。そのなかの「BQミストローション」という化粧品を紹介する際に「実はブルーライトとかWi-Fiとかも肌への悪影響になっちゃうんですよ」と発言し、同商品に含まれる成分「RCバリアコンプレックス」が“ガードしてくれる”と説明していた。 しかし11月30日に、皮膚科専門医で医療系メディア「Lumedia」の編集長・やさひふ氏が、《実際はwi-fiが人体へ有害という適切な根拠はありません。身近な物への不安を煽り、対応策として自分の製品を売るのはよくある手口です…》とTwitter上で指摘。やさひふ氏のツイートは1万件以上リツイートされ、波紋が広がることに。
ブルーライトが目に影響っていうのはどの程度確かなのかは別にして知ってましたが、ブルーライトやWiFiが皮膚に悪影響って斬新ですね。
美容関係のニセ科学・ニセ医学的なコンテンツは、病気関係のコンテンツほどには罪深くはないかもしれないけど、でもやっぱりだめですよね。だまして高いものを売りつけるわけですし。
今回の記事はやさひふさんのつっこみのもとになっている論文等が最後にちゃんと示されているので、やさひふさんの言ってることだって怪しいのでは、と思えば検証できるところがいいですよね。詳しく知りたい人もより勉強できますし。
皮膚科医のやさひふさんが編集長をしているのはこちらです。
https://lumedia.jp/
何かの悪影響をオーバーにかつ、科学的っぽく表現すると、商品が売れたり記事が読まれたりするのでしょうけど、なかなか止めるのは難しそうですね。ヘルスナッジでも関連する記事はいろいろあるので読んでみてください。
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