感染症のアウトブレイクによる危機と緊急事態におけるリスクコミュニケーション
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media doctor
2020.03.03 UPDATE
この文章は米国疾病予防管理センター(CDC)が公表している「CERC in an Infectious Disease Outbreak(感染症のアウトブレイクによる危機と緊急事態におけるリスクコミュニケーション)」を日本語訳したものです。感染症の性質を理解した上で、感染症のアウトブレイクに関する情報発信において重要な視点を示しています。
私も会員である、医療に関するメディア報道のあり方を勉強する会、「メディアドクター研究会」から、CDCが公表している感染症のアウトブレイクによる危機と緊急事態におけるリスクコミュニケーションの日本語訳が公開されました。なお、CDCでは、この文章について不定期に更新と改訂が行われているそうです。
以下6つの項目について述べられています。
1)初めが肝心(Be First)
2)正しい情報を(Be Right)
3)信頼を得る(Be Credible)
4)共感を示す(Express Empathy)
5)行動を促す(Promote Action)
6)敬意を示す(Show Respect)
メディアドクター研究会が言及するように、この文書を参考に、国内での感染症報道とメディアのあり方について、多くの建設的な議論が広がることを願ってやみません。
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