糖尿病対策に「ゆっくり食べる」ことは効果的 よく噛んで食べるための8つの対策
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糖尿病ネットワーク
2019.09.11 UPDATE

仕事などで毎日が忙しく、十分に咀嚼せず、食物を早く飲み込み、食事のスピードが速いという人は多い。しかし、早食いは体に悪影響をもたらすので注意が必要だ。早食いが原因で肥満になったり、血糖変動が大きくなり糖尿病リスクが上昇するという研究が発表された。
食べる速さが速い人ほど肥満になりやすいとか、糖尿病の発症リスクが高まるという結果は、ほかの研究でも示されています。
たとえばこの研究は記事の中で紹介されているのとは別の研究ですが
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22560127
食べるのが速い人ほど、その後肥満になるリスクや、その結果糖尿病になるリスクが高いことが示されています。
食べる速さは、妥当性の検討された質問票を使って調べていて、信頼性の高い方法をとっているといえます。
複数の一致した研究結果があることからも、肥満や糖尿病を予防するために「ゆっくり食べましょう」とアドバイスすることは、きちんとしたエビデンスに基づいているといえそうです。
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