ただの甘味料の錠剤「偽薬」、医療現場で劇的な効果…プラセボ効果活用で医療費抑制も
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BUSINESS JOURNAL
2019.03.26 UPDATE

プラセボ効果(プラシーボ効果)という言葉をご存じだろうか。プラセボ効果とは、偽薬を投与することでみられる治癒効果を指す用語で、“薬を服用したという安心感”などの心理作用によって症状が改善する現象のことである。 そんなプラセボ効果に着目してつくられたのが、「プラセプラス」(商品名「プラセプラス30」、税込999円)という偽薬(=食品)。見た目は錠剤そのものだが実は有効成分は入っておらず、主成分は甘味料。いってしまえばただのラムネ菓子のような加工食品なのだが、錠剤の包装でお馴染みのプラスチックとアルミのシートに入れられた直径8mmの白い錠剤風のため、医療現場、介護現場などで重宝されているという。
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