HPVワクチン賛成派は反対派に伝え方で負けている 「大砲に刀で戦っているようなもの」
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BuzzFeedNews
2019.02.19 UPDATE

子宮頸がんの原因になるHPV(ヒトパピローマウイルス)への感染を防ぐHPVワクチン。 国が安全性や効果を認めて公費で受けられるようにしたにもかかわらず、体調不良を訴える声で不安が広がり、接種率は1%未満になっている。 このワクチンについてのインターネットでの発信を調べたところ、HPVワクチン反対派の方が、賛成派よりも文章が読みやすく、感情に訴える内容になっていることがわかった(論文は「読みやすさ分析」「内容分析」)。 調査した東京大学大学院医学系研究科医療コミュニケーション学助教の奥原剛さんは、「読みやすさは発信された内容への好意や信頼につながります。賛成派は、相手のやり方を学んで、説得力のある内容を読みやすく発信する工夫が求められます」と呼びかける。
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