「糖質制限」論争に幕? 一流医学誌に衝撃論文

食事

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favicons?domain=headlines.yahoo.co yahoo!ニュース 2017.10.10 UPDATE

『ランセット』といえば、医学界では知らない人のいない権威ある医学雑誌である。そのオンライン版に掲載された論文が話題を呼んでいる。 要点をいうと、「炭水化物の摂取量が多いほど死亡リスクが高まり、脂質の摂取が多いほど死亡率が低下する」という内容。「脂質をなるべく減らしましょう」という日本の従来の健康常識を真っ向から覆す研究報告であり、波紋を呼んでいるのだ。 この論文の内容と意義などについて、『江部康二の糖質制限革命』の著者・江部康二氏に解説してもらった。

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児林聡美

東京大学大学院医学系研究科 社会予防疫学分野 特任助教 保健学博士、公衆衛生学修士、農学修士

有名な雑誌に、糖質の高い食事をしている人の方が死亡率が高いという研究が発表されたようです。

けれども、この研究では、糖質や脂質の割合のみに注目していて、健康に寄与するほかの栄養素の摂取量の影響を全く考慮できていません。
糖質の高い食事の例として、麺類+ご飯物が挙げられていますが、このような食事ではビタミンやミネラルなどの栄養素が不足していて、そのことが影響していることも考えられます。
また、この研究では経済的に貧しい国も含まれています。
そのような国で糖質の割合が高くて死亡率が高いのは、穀物くらいしか食べるものがなくて栄養不足であることを示しているのかもしれません。

いずれにせよ、この研究だけではまだ不十分で、検討するべきことはたくさんあります。
たったひとつの研究で結論が出たかのような書き方はやめてほしいと思います。

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