自転車通勤はやはり体に良かった 死亡リスク4割低下
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Yahoo!ニュース
2017.06.21 UPDATE
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テーマの面白さ
4.5点
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データの信頼性
5.0点
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誤解されない表現
4.5点
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総合評価 2人
4.7点
自転車通勤をする人は、車や公共交通機関を使って通勤する人に比べ、がんや循環器疾患による死亡リスクの減少など、幅広い健康利益が得られること、徒歩での通勤も循環器疾患のリスクを減らすことが、中高年の英国人を対象に行われた研究で示されました。
身体活動・運動と健康の関連について、研究が進んできています。この記事で紹介されている元論文は、Celis-MoralesらによってBritish Medical Journalに掲載されています。
Association between active commuting and incident cardiovascular disease, cancer, and mortality: prospective cohort study.
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28424154
論文の内容はこの記事に書かれている通りですので、ご参照ください。英国における約26万人を対象に、5年間追跡し、移動方法と死亡との関連を検討した結果、自転車を用いた移動では総死亡、循環器疾患死亡、がん死亡、循環器疾患発症、がん発症のリスクが低いという結果が得られた、とのことです。自転車で通勤しやすいように、自転車道の整備が進むと良いですね。
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