ビール、ワイン、日本酒好きに朗報! 酒類は糖尿病のリスクと関連性がない

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favicons?domain=healthpress Health Press 2017.03.28 UPDATE

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職場の歓送迎会、お花見……酒好きにとっては心ときめく春。しかし、血糖値の高さを気にしている人は、「ぐっと我慢」のシーンが増えるかもしれない。  肥満や血糖値が気になり、「ビールや日本酒を避け、焼酎などの蒸留酒を飲むようにしている」という人は多い。ご存じのとおり、醸造酒(ビールや日本酒など)は糖質が多く含まれているからだ。

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尾瀬功

愛知県がんセンター研究所 疫学・予防部 主任研究員 医師 博士(医学)

 タイトルから間違った、あるいは誤解を誘発させる記事です。お酒は糖尿病の危険因子です。

 紹介された研究の元論文はこちら。(http://www.nature.com/ejcn/journal/vaop/ncurrent/abs/ejcn20174a.html 英語、抄録のみ無料で閲覧可能)
 この研究はお酒を飲まない人が含まれておらず、お酒を飲む人だけで解析しています。そして、「いろんな種類のお酒をまんべんなく飲む人」も「ビールばかり飲む人」も「ワインばかり飲む人」も「蒸留酒ばかり飲む人」も同じぐらい糖尿病になりやすいという結果でした。つまり、どのお酒を飲んでも糖尿病リスクが上がる、というのが正しい解釈になります。元論文も同様の記載になっています。

 また、適量のお酒は健康にいい(糖尿病、心筋梗塞、脳梗塞、がんなどになりにくい)という話もありますが、これにも注意が必要です。お酒を飲んで酔っ払うと自制心が弱くなり、つい飲み過ぎることがあります。適量の飲酒をしている人というのはこうしたことの無い、自制心の強い人が多いので、普段の生活もきちんとしているから健康な人が多いのではないかと考えられています。

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この記事へのコメント

  • 違いがないことを、リスクと関係ないと訳しており、おかしな報道ですね・・・
    ちなみにお酒が糖尿病の危険因子ということは言い切れません。お酒とアルコールを抜いた同等の飲み物とを比較した臨床試験では、血糖のコントロール能を示す指標が良くなることが報告されています。また仰るとおり、たくさん飲む人ほど、たくさん食べたり糖尿病のリスクを上げる生活習慣を営みがちになるためアルコールが糖尿病の危険因子とは言えないですね。

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