おすすめ!職場のメンタルヘルスの全容がわかるサイト

メンタル

  • 737
  • 8
  • 0

favicons?domain=kokoro.mhlw.go 厚生労働省  2017.02.26 UPDATE

「働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト『こころの耳』」(以下「サイト」という。)は、平成28年度の厚生労働省委託事業として一般社団法人日本産業カウンセラー協会が受託して開設することになったものです。 このサイトの目的は、職場のメンタルヘルス対策(自殺予防対策を含む)及び過重労働対策について、事業者、労働者、家族等への的確な情報提供の基盤を整備することです。  「どこに相談すればよいのか」、「どのように取り組めばよいのか」、「どのような支援があるのか」などの様々な疑問に、既存の情報と新規に作成する情報を一元化して「探しやすい」、「見やすい」、「理解しやすい」情報として提供することを目的としています。そのため、情報の追加・更新することにより「育てる」サイトとなるよう努めています。

記事全文を読む

1462054317f325d6386d012f89d666629969d09d78

安藤絵美子

大阪大学 大学院医学系研究科 社会医学講座環境医学 特任助教/大阪国際がんセンター がん対策センター 疫学統計部 特別研究員

厚生労働省の 働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト『こころの耳』を紹介します。
https://kokoro.mhlw.go.jp/

ご本人、ご家族、上司同僚、産保(および産保外)スタッフ向けの情報が、
「相談する」「知る・調べる」「学ぶ・実践する」の3軸にまとめられて提供されているサイトです。

おすすめの理由1:エビデンスのあるツールを紹介。しかも無料。
インターネットで、うつやストレスなどのチェック項目をよく見かけます。
ですが、どのような方法で作られたのか、よくわからず、正確性が不明なものを多く見かけます。
そんな中、このサイトを皆さんに知っていただきたいと思ったモチベーションが、このストレスチェック診断ツールでした。
ストレスチェック制度の推奨尺度となっている「職業性ストレス調査票」と同じものです。

アメリカ労働安全衛生総合局の提唱する仕事のストレスモデルに基づき、
①ストレス曝露状況 ②こころと体への影響 ③周囲からのサポート状況の総合評価から自分のこころの健康状態、ストレス曝露状態がわかります。

診断結果を、PDFでダウンロード/メール受診/印刷 から選んで保存できるのもいいですね。
職場でストレスチェックを受検される方も多いと思いますが、従業員数50人未満だったり、自営業の方も、これで同じようにストレスチェックができます。
職場でのストレスチェック自体はおおよそ年に1回だと思いますが、
例えば、部署異動があった、最近調子が悪い…など折に触れて自分でチェックを受けて、過去の結果と比較して自分の状態や改善のヒントを探ってもよいかもしれません。

結果を受けて、不調をどうにかしたいと思った時のe-ラーニングツールや相談窓口にジャンプできる点も便利です。
http://kokoro.mhlw.go.jp/check/

おすすめの理由2:メンタル不調者に関わる人すべての人向けの情報が豊富
職場のメンタルヘルスは、人事や労務なども関わって、みんなで取り組むいわば「チームプロジェクト」です。
このサイトには、職場のメンタルヘルス専門家向け、上司・同僚・事業者など一緒に働く方向け、
メンタルヘルス不調の方の家族向け…と、関係者それぞれにとって必要な情報がそろっています。
家族や部下・同僚が不調を訴えてきたとき…どう接したらいいのか、どういう機関につなげるべきなのか、
それぞれの立場に必要な情報を入手できます。

例として、
ご家族に出来ること:http://kokoro.mhlw.go.jp/families/
気配りしていますか?- 上司・同僚の方へ- http://kokoro.mhlw.go.jp/attentive/
専門職の方向けに、ストレスチェック制度の運用方法http://kokoro.mhlw.go.jp/etc/kaiseianeihou/
も掲載されています。

ヒント集やパンフレット、e-ラーニングなど心強いツールも揃っています。
復職などの事例も紹介されていますから、
メンタルヘルス不調での休職後に、どのようなプロセスを経て復職するのか、イメージが持てます。
どんな制度を活用できるのか、自分自身で知ることができるのは、
ご本人だけでなく、周囲の方にとっても、大きな安心材料になると思います。

研修会やイベント開催のページはもっと充実してほしいな、と期待していますが、
事業所規模や産業保健の体制に関わらず、また自営業や個人事業主の方でも、メンタルヘルス対策に取り組むきっかけになる、よいサイトだと思います。
事業所規模や産業保健体制問わず、職場のメンタルヘルスの全国的なボトムアップに、
このサイトがもっと知られて使われることを願っています。


ほかにも、専門家が次のようにおすすめサイトを紹介しています。
ネットニュースの健康記事の方が、目に止まりやすくアクセスしやすいかもしれませんが、
公的機関からの情報もぜひご活用ください!

東京都保健福祉局 高齢者虐待防止と権利擁護:http://healthnudge.jp/11768
厚生労働省 「統合医療」情報発信サイト:http://healthnudge.jp/11767
国立がん研究センター がん情報サービス:http://healthnudge.jp/11765

長くなってしまいました。
最後までお読みいただきありがとうございました。

  • 8
  • /
  • 専門家のいいね!5
  • usericon_noimage
  • 1427682568bdac8173bccfdf9e21f4a0cc8fa506d3
  • 1427344422d36e8d6c3a5b5376f503a0a14d955d73
  • 1444978892599a1effbbe78efcffdad6287aeefed3
  • 14836823301c376c09ac650733c818b3d5a7fc4efd
  • usericon_noimage
  • usericon_noimage
  • 1429131345XR5ivW3dIQ

この記事へのコメント

コメントする

この記事の関連キーワード

この記事と関連する記事

会員登録が必要です

すでに登録済みの方はこちら

ログイン

まだ会員になっていない方はこちら

ユーザ登録

「総合評価」に関して

HEALTH NUDGEでは、ご紹介する記事に関して、専門家の方々が3つの視点から評価をしています。

テーマの面白さ

新規性や注目度、有用性などが高く、テーマが面白いといえるか?

データの信頼性

根拠となっている研究やその他の情報がどれだけ信頼できるか?

誤解されない表現

事実解釈や結論に無理はないか(特に効果を過大解釈していないか)?

詳しく知りたい場合はこちら >

コメント編集(管理者用)

コメントを削除

キャンセル

Facebook連携


閉じる

このコメントに関する
問題の内容を選択してください





送信

送信完了

閉じる

コメント編集

会員登録が必要です