起床後と寝る前の「1時間」 ウオーキングは避けよう (NIKKEI STYLE)
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Yahoo!ニュース
2017.02.13 UPDATE
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テーマの面白さ
3.0点
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データの信頼性
3.0点
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誤解されない表現
2.0点
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2.7点
「1日8000歩/中強度運動20分」。これは、東京都健康長寿医療センター研究所の青柳幸利・運動科学研究室長が、群馬県中之条町に住む65歳以上の住民5000人を対象にした、15年以上に及ぶ調査で導き出した「病気にならない歩き方の黄金律」だ。ただ、一言で「中強度運動」といっても、体力や年齢によってその中身は異なり、目標とする歩数も変わってくる。インタビュー後編では、青柳式ウオーキング法を無理なく、効果的に続けるコツを紹介する(前編は「1日1万歩は間違い?ウオーキング黄金律の真実」をご覧ください)。
東京都健康長寿医療センター研究所の青柳先生による記事です。タイトルが断定的だったので気になったのですが、記事の内容、特に前半はそのとおりの内容が多く、特別に言い過ぎな表現などはありません。身体活動量を高めるための工夫などは、参考になるかと思います。
後半部分では、「『起床後1時間以内』『就寝前1時間以内』の運動は避ける!」と断定的な見出しがついていますが、起床後は事前の水分補給と少しの糖分補給があれば、運動しても問題ないでしょう。就寝前はあまり交感神経を高めない方が睡眠には良いでしょうから、できれば避けたほうが良いかもしれませんね。運動するとしても、強度をあまり高めない方が良いと思います。
いずれにしても、それぞれのライフスタイルに合わせて、継続しやすい時間帯に運動をおこなう習慣を身につけることが重要です。
「1日1万歩は間違い?」については、以前のナッジを参照してください。
http://healthnudge.jp/9086
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