認知症 読み書き計算で進まず 介護費用節減効果も 公文調査

健康・予防

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favicons?domain=mainichi 毎日新聞 2016.09.15 UPDATE

公文教育研究会は12日、認知症高齢者が読み書きや計算などの学習療法を1年間続けた結果、実施しなかった認知症高齢者と比べ要介護度が「1」近く低くなり、介護費用に換算すると1人当たり年約20万円の節減効果があったとの調査結果を発表した。

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柿崎真沙子

藤田保健衛生大学医学部公衆衛生学 講師 博士(障害科学)

公文教育研究会のプレスリリースはこちら→http://www.kumon.ne.jp/press/Pp8059.html

 非常に興味深い研究ですが、対象人数の少なさが示す通り、まだパイロット研究の段階のようで、しっかりとしたトライアルの形式をとっているようには読み取れません。また、この記事からもプレスリリースからもそれぞれの群の対象の選択基準や無作為割り付けなのか、基本特性の違いなどが示されていないため、本当に学習療法によるものなのか、学習療法の対象者がそもそも認知機能が高かったり健康的だったために生じた結果なのか不明です。

 非常に興味深い研究であるだけに、今後のさらなる研究が望まれます。無作為割り付けを行い、評価を盲検化して、しっかり論文化していただきたい研究ですね。

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