高血圧、テレビ診療で改善?…通院と効果を比較へ

病気・医療

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favicons?domain=yomidr.yomiuri.co 読売新聞 2016.09.10 UPDATE

テレビ電話などを使った遠隔診療と、従来の対面診療の治療効果を比較する臨床研究を始めたと発表した。

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近藤尚己

東京大学 大学院医学系研究科 健康教育・社会学分野 保健社会行動学分野 准教授 医師 社会疫学者

高血圧や糖尿病は長く付き合うものなので、時には治療を続けることが辛くなったり面倒になったりします。こまめに相談にのってくれたりアドバイスをくれる伴走者のような人がいるとありがたいですね。医師をはじめとした受診先の医療従事者はそのような伴走者として役立ちますが、今のしくみだと月一回受診して会うか会わないか。そして受診するとお金がかかります。

テレビ電話や携帯のメッセージなどの、安価で何度もコミュニケーションできるしくみは期待できますね。

この記事の研究のデザインがどんなものか詳しく知りたいところですが、いずれにせよ結果が楽しみです。

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この記事へのコメント

  • 遠隔医療は、忙しいいわゆる働く世代にはよさそうですよね。

    女子医のページにも図入りで詳しい内容が書いてありました。
    なるほどオムロンさんものりますよねぇ。。
    遠隔医療は、データが最初からデジタル化されていることが多いので、疫学研究へスムーズに移行できそうで、その点も期待。

    ”2016年09月07日
    日本初IoT×都市型遠隔診療の共同研究を開始

    東京女子医科大学はポート株式会社と協同し、都市部での医療受診の利便性向上に向け、『都市型遠隔診療』の効果実証研究を行う運びとなりました。

    これに先立ち、9月6日(火)記者説明会を実施し、本学高血圧・内分泌内科 市原淳弘教授・講座主任、准講師 谷田部淳一准講師より本研究、『高血圧治療における非対面型遠隔診療と従来型対面診療の比較試験』についての説明をおこないました。

    【記者説明会】
    「高血圧治療における非対面型遠隔診療と従来型対面診療の比較試験」

    東京女子医科大学 高血圧・内分泌内科
    教授・講座主任 市原 淳弘
    准講師 谷田部 淳一

    【背景】
    生活習慣病患者には、長期間にわたって通院し治療を受け続けなければならないわずらわしさがあります。利便性の高い都市部においても、混雑した公共交通機関の利用や時間的な負担は大きなものです。近年、ICTの普及によって、医師との対面診察を必要としない遠隔診療の導入が始まっています。しかしわが国において遠隔診療はいまだ一般的でなく、その安全性や効果について大規模な検討はなされていません。今回、ポート社と東京女子医科大学が共同で取り組む臨床試験によって、電話やインターネットを利用した遠隔診療の有用性が明らかとなれば、定期的な通院や待ち時間が不要になったり、医療費の節約になったりすることを通じて、国民生活の質が大きく向上する可能性があります。

    【目的】
    非対面型の遠隔診療による高血圧治療が、従来型の診療に劣らないこと、もしくは優れることを証明することです。具体的には、非対面型遠隔診療が従来型の診療と同じくらい安全かどうか、より良い血圧コントロールが得られるかどうか、医療経済上も効率的かどうかを検証することが主な目的です。

    【方法】 
    20歳以上で、本態性高血圧症*と診断された方を対象とします。
    *本態性高血圧症とは、特定の原因によらない高血圧症のことです。



    ・適格性の確認:試験の安全性等の観点から、以下に当てはまる患者さんは本試験に参加できません。1オムロン 自動血圧計 HEM-9200Tに接続可能な通信機器(スマートフォン等)を所有していない患者さん、2冠動脈疾患の既往がある患者さん、3糖尿病、慢性腎臓病(CKD)、非心臓性脳梗塞、末梢動脈疾患(PAD)に罹患している患者さん、4日本動脈硬化学会の定める心血管病リスクチャートでリスクカテゴリーIII該当する患者さん、5妊婦さん、6二次性高血圧症の患者さん ・登録時に、遠隔診療群または従来治療群のいずれかに無作為に割り付けられます。 ・本試験は、東京女子医科大学病院倫理委員会による承認を受けています。(承認番号160603) 


    【予想される結果】 
    ネットワーク血圧計を活用した遠隔診療により、患者さんの血圧がより精密に判断され、安全かつ良好なコントロールにつながると予測しています。血圧が良好にコントロールされれば、心血管病の予防につながります。通院や診察の待ち時間が不要となることで患者さんの仕事や生活の効率が向上するだけでなく、運動など自主的な健康管理により多くの時間を配分し、更なる健康の向上を目指せることも考えられます。遠隔診療によって提供される最小限かつ十分な医療は、経済合理性も高いものと予測されます。

    【高血圧遠隔診療のイメージ図】



    1:血圧を測る 
    患者さんは、オムロン自動血圧計HEM-9200Tを用いて自己血圧測定を週3回以上実施し、自己所有の通信機器(スマートフォン等)を介して測定データを随時サーバーに送信します。

    2:血圧を診る 
    担当医は定期的に家庭血圧データを参照して治療方針を決定します。

    3:コミュニケーション 
    担当医は電話に加え必要に応じてチャットやメールなどの通信手段を用いて所見と治療方針をお伝えします。

    4:薬のお届け 
    担当医は、患者さんとの意思確認をもって内服薬を処方します。処方された内服薬はポートメディカルサービス*により患者さんのご自宅に郵送されます。
    *ポートメディカルサービスはポート社と患者さんの間で別途契約締結していただきます。

    5:お支払い 
    遠隔診療の費用は、ポート社が収納を代行致します。”

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