薬剤師会が開発した「移動薬局」が熊本地震で活躍

病気・医療

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favicons?domain=www.alterna.co alterna 2016.08.08 UPDATE

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東日本大震災をきっかけに開発された移動薬局車両「モバイルファーマシー」が熊本地震の被災地で初めて活用され、救護活動に成果をあげた。宮城県薬剤師会が開発したもので、現在4県の薬剤師会が保有している。ポータブル発電機、ソーラーパネル、水タンクなどを搭載し、ライフラインが途絶えた被災地でも自立的に活動を行うことができる。熊本でも地震発生直後から調剤や被災地医療の拠点として機能した。

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坪谷透

東北大学大学院歯学研究科 助教、博士(医学)、医師

”東日本大震災をきっかけに開発された移動薬局車両「モバイルファーマシー」が熊本地震の被災地で初めて活用され、救護活動に成果をあげた。宮城県薬剤師会が開発したもので、現在4県の薬剤師会が保有している。ポータブル発電機、ソーラーパネル、水タンクなどを搭載し、ライフラインが途絶えた被災地でも自立的に活動を行うことができる。熊本でも地震発生直後から調剤や被災地医療の拠点として機能した。”

すばらしい活動と思いましたのでご紹介。

外科医が手ぶらではできることが極めて限られるように、内科医は薬の処方を決めても薬がないと結局できることはかなり限られます。

私自身も、東日本大震災の時に避難所を回った時に、医者は、物品(水含む)や設備の準備ができてはじめていろんなことができるんだなー(これらが無いと本当にできることが限られる)と、痛感した経験があります。


話を移動薬局に戻しますと、実際、いくつかの研究は、震災後内科疾患の増悪(入院や死亡の増加)を報告しています。

その原因は、震災によるストレスや環境の変化もあるでしょう。それだけではなく、薬がなくなったことも原因の1つです。私も実際に経験しました。

モバイル薬局は、震災後は、医療へのアクセスの重要な部分を担保していると思います。

薬剤師のニュースというと、最近は、「門前薬局もうけすぎ!」、「門前薬局で毎回同じ薬について薬剤指導って意味あるの?」、などネガティブな話題が多いように感じますが、モバイル薬局のようにこういう社会が必要としている部分を積極的に埋めていけるといいと思います。

この枠組みは、医療過疎地への薬の配達とかにも拡張できそう。

薬の配達といえば、今の時代、在宅患者さんにも薬を配達もしていますね。

在宅では、薬の配達だけではなく、在宅患者を訪問して患者さんに話をして、薬は飲みにくくないか、薬をちゃんと飲めているか、残薬は多すぎないか薬カウントしたりも重要な活動と思います。

薬剤師さんは、もっとそういうことを広めていってプレゼンスを示していたほうが良いのでは~?


・薬剤師会が開発した「移動薬局」が熊本地震で活躍
http://www.alterna.co.jp/18588

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