フィットネスに“手遅れ”という文字はない! いつまでも若々しいカラダを維持するには?

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favicons?domain=healthpress HealthPress 2016.07.07 UPDATE

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ランナーの「燃料効率」は高齢になっても衰えない――。「65歳以上のランナーは、若いランナーとほぼ同じ割合で酸素を燃焼できる」という研究結果が、米フンボルト州立大学運動 学部准教授のJustus Ortega氏らによって報告された。

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笹井浩行

筑波大学医学医療系研究員 博士(スポーツ医学)

運動を始め,成果を得ることに”手遅れ”はないことを主張する記事です.私も概ねこの記事の主張に賛同します.具体的な研究論文を引用しており,好感が持てます.

引用されている研究論文の解釈についてコメントします.

「65歳以上のランナーは,若いランナーとほぼ同じ割合で酸素を燃焼できる」という研究結果の原典はこちらです.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26587844

スポーツ医科学分野の権威ある雑誌に掲載されており,専門家による審査(査読)を経た論文ですので,内容の信頼性はある程度担保されています.

この研究の解釈で気をつけるべき点は,研究に参加した高齢者はすでに少なくとも6ヵ月以上ランニングを習慣化している人であることです.習慣がない人が走り始めても,若年ランナーと同様のランニングエコノミーを発揮することは,すぐには難しいことが予想されます.高齢になってから始めても,若年ランナーと同等の経済的な走りが実現できるか否かは今後の研究が待たれるところです.

ランニングエコノミーが高いということは,同じ負荷強度においてエネルギーの消費が少なく済むということです.そのため,体重を落とすことを狙って,より多くのエネルギーを消費したい場合は,ランニングエコノミーが高まるにつれて,負荷強度も高めるか,運動時間を長くする必要があります.ランニングエコノミーが高まるのと並行して,体力も高まるはずですので,これらを実現することは決して難しいことではなさそうです.

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