肌がボロボロに?「大気汚染」で肌機能が低下するリスクは10倍

健康・予防

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favicons?domain=wooris WooRis(ウーリス) 2016.06.13 UPDATE

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大気汚染の“肌への影響”をどのくらい気にしていますか?  近年、大気汚染に関する話題がクローズアップされるようになり、“健康への影響”を気にする女性は多いものの、“肌への影響”までは無頓着な人が大半です。しかし、実際の調査においても、大気汚染は肌機能を低下させるリスクが増すことがわかっています。...

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大西一成

山梨大学大学院総合研究部附属出生コホート研究センター 特任准教授  博士(医学) 環境疫学 公衆衛生学

大気汚染物質のような複合大気汚染が肌に付着することによって肌へ影響するということについては、イメージがしやすく、私の研究でも黄砂日に接触性皮膚炎の可能性が高い、肌の発赤、発疹が観察されています。
 また、大手メーカーから空気中の微小粒子が直接肌に触れないよう、均一な膜を張ることで、微小粒子から肌をバリアするという化粧水の開発が進み商品化されています。付着したら早く洗い流すということも大切です。
 化学物質付着による影響のみにスポットが当てられていますが、口や鼻から取り込まれた微小粒子が肌へ及ぼす影響についての研究も進められ、それらしい症例報告もあり無視はできなさそうです。
 このニュースは、ロレアル調査(2000年)とシュウ ウエムラの意識調査をもとに、肌を保護する物質量が10分の1だから肌機能が低下するリスクは10倍と記載されています。その保護物質は、大気汚染物質によって分解されるものなのか、調査が実施された場所(曝露状況)、大気汚染の多い地域と少ない地域の定義や交絡因子(地域の湿度や気温など)についても議論を進めることで、より信頼のあるデータが得られ、説得力が増すのではと思います。
 一方で、美顔器や化粧品の中には、白金ナノコロイドやナノコロイドローションと言われる極微小粒子をあえて肌へ曝露させる、美肌ビジネスが存在します。今まで曝露経験のないナノ粒子に人為的に曝露させられる機会が増えている現代、大気汚染成分との違いはどうなのか、肌への影響が気になるところではあります。
 微小粒子が悪いと言われる一方でよいと言われる背景は、科学ではなく両説ともに商品が存在するためですね。

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