ニート向けスマート運動デバイス『HOVR』

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favicons?domain=mhealthwatch mHealth Watch 2016.05.12 UPDATE

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就労も就学もしていない状態を示す「ニート(Not in Employment, Education or Training:NEET)」でなく、積極的な運動をせず普段の活動でカロリー消費を増やす概念である「ニート(Non-Exercise Activity Thermogenisis:NEAT)」をご存じだろうか。仕事などで運動時間を確保できない人でも、日常生活の動きを健康維持に役立てようという考え方だ。

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笹井浩行

東京大学大学院総合文化研究科・助教 博士(スポーツ医学)

机の天板にぶら下げた足置きに足を載せ、ブラブラさせることでエネルギー消費を増やそうとするデバイス「HOVR」を紹介した記事です。クラウドファンディングで資金を集めているそうです。

この記事の原典やHOVRの元サイトを確認すると、座位に比べて17%よりエネルギーを消費する、とあります。ウォーキングに近い運動量とも説明があります。

運動時のエネルギー消費量は、体重×METs×時間(hour)で概算できます。METsとは運動の強さを示す指標で、その運動が安静時の何倍のエネルギーを消費するかで表されます。こちらのナッジでも紹介されています。
http://healthnudge.jp/11408

座位は概ね安静ですので1METsです。HOVR使用時はその17%増ですので、1.17METsとなります。体重60kgの人がこれを1時間続けると70.2kcalとなります。同じ人が1時間座っているだけで60kcal消費しますので、その差は10kcalほどです。8時間続けると、ごはん約50g分(茶碗1/3くらい)余計に消費する計算になります。

因みにウォーキングの強度は3METsほどですので、HOVRでのエネルギー消費量はウォーキングに近いとはとても言えなさそうです。

ということで、エネルギー消費の側面のみから考えると、過度な期待はせず、座り続けているよりは良い、という程度に捉えるのが無難と考えます。

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