がんの放射線治療で尿漏れが起こるのはなぜ?

病気・医療

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favicons?domain=medley MEDLEYニュース 2016.04.04 UPDATE

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前立腺がんなどの治療で放射線治療がよく使われます。骨盤の部分に放射線治療を行ったときに起こりうる問題として、尿失禁や便失禁などがあります。これらの症状と関係の深い骨盤底筋への影響について、これまでの研究がまとめられました。

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尾瀬功

愛知県がんセンター研究所 疫学・予防部 主任研究員 医師 博士(医学)

 誤解を招くタイトルですね。本文を読むとわかりますが、骨盤部分への放射線治療が骨盤底筋という筋肉の構造や機能に影響するという論文をまとめた研究です。直接尿失禁や便失禁を評価した研究ではありませんし、骨盤に放射線をあてないときには尿失禁は起きません。骨盤底筋が弱ると尿失禁や便失禁が増えると言われているので、間違いではないかもしれませんが、不正確な記事です。元となった論文は参照文献のリンクから読めます(無料、英語)。

 この研究だけでは、失禁などの副作用を軽くしたり無くしたりする方法に直接繋がるわけではありません。しかし、こうした研究の積み重ねで副作用の仕組みがわかれば、対策がわかるようになるかもしれません。早く対策がうまれて、苦しむがんサバイバーが減るといいですね。

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