放っておくと失明や命の危険も‥「糖尿病」の診断基準と治療薬について詳しく解説
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MEDLEYニュース
2016.04.07 UPDATE

糖尿病は血液中の糖濃度(血糖値)が高くなる病気です。血糖は細胞に取り込まれることで体を正常に動かすためのエネルギー源になっているのですが、糖尿病ではなんらかの原因で血液中の血糖が高い状態が続きます。
日本では現在、成人の約5人に1人は糖尿病か糖尿病予備群ですが、その糖尿病に関し、わかりやすく整理されて書かれた記事です。
記事の最後にも書かれているように、
「初期の段階での高血糖は自覚症状のない場合がほとんどなので気づきにくいが、放置すると、生活の質(QOL)を低下させたり疾患リスクを高めたりするので(合併症である糖尿病網膜症は失明原因の第2位)、しっかり血糖をコントロールしましょう。」
というのが大事です。
2型糖尿病は生活習慣の影響が大きいですが、個人の生活習慣を責めるのはもちろん望ましくなく、社会環境も考慮する必要があります。
かつてはお金持ちの人がかかりやすい贅沢病と考えられていた糖尿病ですが、最近は逆に「貧困病」ともいわれるようになっています。
このあたりのお話しについては、ぜひ以前の記事(糖尿病は贅沢病ではなく”貧困病”だった)とそれに対する近藤尚己先生のコメントを読んでみてください↓
http://healthnudge.jp/3262
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